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ナ・ハ・マ行


ナ行一覧
内部留保
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配当性向
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フリーキャッシュフロー
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ベンチャーキャピタル






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マネーサプライ
ミニ株
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ナ行の投資関連用語集
■ 内部留保

会社の得た利益は、まず株主に配当金として配られます。
しかし得た利益すべてを配当金で配るなんてことはしてません。

「余ったお金はどうしてるの?」

余ったお金は会社の事業の再投資費用になります。
それを内部留保といいます。





■ ナンピン買い

ナンピン買いとは、相場の下落時に購入した銘柄が購入後にさらに値下がりした場合、ある時点で買い増しを実行し平均取得単価を引き下げるような買い方をいいます。

欲しい銘柄が下落中だったら適度なところで買いつけます。
さらに下がるようだったらナンピン買い実施!(さらに買い増します。)
またまた下がるようだったらさらに買い増します。
そうやって少しずつ買い進むことによって買い値の平均値を下げることができる投資法をナンピン買いと言うのです。ドルコスト平均法に若干似てます。

(例)株価1000円のときに1株買いました。
その後500円に下がったのでさらに4株買いました。
そのときの平均買値は600円、ナンピン買い成功です^^

【計算式】(1000+500×4株)÷5株=600円





■ 日銀短観

日本銀行が年に4回発表する日銀短観。
正式名称は「企業短期経済観測調査」。

なんかややこやしい名称ですが、
一言で説明すれば、
「おたくの企業の景気はどうですかねぇ、社長さん?」
といったところでしょうか。

日本全国の社長さん(もちろんある程度限定してます)に景気に関するアンケートを実施して出る結果が日銀短観です。

外国人投資家も片言の言葉で「タンカン」って言うぐらい重視しています。





■ ネット銀行

いまや証券会社も銀行もネットで処理する時代になりました。
インターネット上で支払える便利なネット銀行ですが、
実は、一般の銀行に比べて利率が高いです。
手数料も安いです。

なぜ?

ネットで処理すれば人件費削減できるからです。
ネット銀行はサーバー代を支払ったり、何か商品買ったりしたときに便利ですよ。





■ のれん代

のれん代というのは貸借対照表に載っていない、ブランドやノウハウ、技術などの形にはあらわれていない資産のことをいいます。













ハ行の投資関連用語集
■ 配当性向

配当性向とは、
「当期利益からどれだけ配当金にまわしたのか?」
このことを比率(%)であらわしています。

(例)
当期利益100円、配当金50円の場合
配当性向50%となります。(ちなみに残ったお金は内部留保されます。)

大きな企業は配当性向の比率はきわめて高く、逆に新しい企業は配当性向の比率は低いのが特徴です。





■ 付加価値

付加価値というのは、企業のヒト・モノ・カネを使って新たに生み出した価値です。みんな付加価値を生み出すために必死で生きています。

みんなが働いて生み出した付加価値は大切に使いたいものですね。





■ フリーキャッシュフロー

フリーキャッシュフローとは別名・真のキャッシュフローとも言われていて、会社がまるまる使えるお金です。
厳密な算出方法はややこしく、考え方によっては様々なフリーキャッシュフローの値が算出されます。

一般的には、「営業活動CF - 投資活動CF=フリーキャッシュフロー」でしょうか。

「株価というのはこのフリーキャッシュフローで決まる!」
なんてことを聞いたことがありますが、けっこう正しいのかもしれません。





■ ペイオフ

ペイオフ解禁!
こんな言葉を聞いたことはないですか?

簡単に説明すると、
銀行が破綻したときに、自分が預けていたお金のうち1000万円までしか保障してくれないという制度です。(詳しくは1000万円とその利息です。)


自己責任の時代ですね。
気持ちはわかりますが、正直な気持ち、
「めちゃめちゃ低い金利なのになんだそれ!?」

※普通の銀行に預けるぐらいならネット銀行のほうがまだましです。
(手数料安いし、ネット上での支払いができるので何かと便利です。)





■ ベンチャーキャピタル

ベンチャーキャピタルとは、
起業して間もない小さな企業に資金援助(投資)して、その小さな企業が上場したときに株式市場を通じて回収する会社をいいます。


言いかえれば、
「IPOで一番儲けているひとたち!」です。










マ行の投資関連用語集

■ マネーサプライ

いまこの日本にいったいどれだけのお金が流れているのか?
マネーサプライ、別名通貨供給量というのはまさにお金がどれだけ流れているのかをあらわします。

マネーサプライが増加すると景気はよくなります。(お金がたくさん出回りますからね。)逆に、マネーサプライが減少すると景気は悪化します。





■ ミニ株

ミニ株は1000株単位で売り出している会社の株を、
100株で買うことができる特別な株なんです。
(10分の1の株式数を買うことができます)

少ない値段で取引できるのが魅力的です。
値段の高い銘柄を買うときには便利ですが、メリットはあまりないように思います。

※ミニ株のさらに10の1の株式数を購入することができる『プチ株』というのも存在しています。1000株単位で売り出している場合は10株で買うことができます。(プチ株を売買する方へ→カブドットコム証券





■ 持ち株会社

「〜〜ホールディングス」という名前の会社ってありますよね?
そういう会社って実は持ち株会社なんです。

持ち株会社っていうのは事業を行ってはいません。小会社の株式を保有しているだけのほぼペーパーカンパニーです。事業を行っているのはホールディングスの保有株である子会社たちです。

ホールディングス制の会社にしておけば、合併・再編などを迅速に行うことができるというメリットがあります。


(例)セブン&アイホールディングス
イトーヨーカ堂、セブンイレブン、デニーズなど




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