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配当金の高さで選ぶ


配当金とは、株主に対する企業の利益分配のことで、株式を保有していると年に1〜数回、企業から配当金といって株主にお金が配られるれるんです。

忘れた頃にやってくる。
配当金ってそんなイメージがあります(^^)
初めて受取配当金という紙を持って、郵便局に行ってお金と交換してもらったときの事は今でも忘れません。なぜなら、その紙に印鑑を押してくるのを忘れてて、なんか大恥かいちゃいましたからね(苦笑)




<銀行利回りとの比較>
2009年12月現在の普通預金利回りは0.039%
2009年12月現在の定期預金利回りは10年定期でも0.625%
                 ・・・Yahooファイナンス金利情報参照

       


ネットバンク等の定期預金ならば1%超えているところもありますが、
株式配当金に比べたらどれもこれも見劣りします。

2008年の株式配当金の平均利回りは東証一部上場銘柄でなんと1.39%
(参考:日本証券経済研究所・・・2008年株式投資収益率の概要
預金で保有するよりは圧倒的に株式に投資した方が有利です。


(注)数字だけを見れば圧倒的に株式に投資をした方が良さそうに見えますが、注意点がひとつあります。それは銀行預金は元本が保証されていますが、株式には元本が保証されていない点です。
株式ですからね、日々株価が変動してるので投資額よりも株価が下がっている場合もあるんだということを重々承知しておいてください(^^)/





<配当利回りの高い銘柄>
上で東証一部上場銘柄の配当平均利回りは1.39%だと言いましたが、それはあくまで平均値です。探しだせば配当利回りの高い銘柄はちょこちょこと出てきます。

たとえば、
ゲンダイエージェンシー(2411)の配当利回りは約6
ソトー(3571)の配当利回りは約
アートネイチャー(7823)の配当利回りは約
センチュリー21・ジャパン(8898)の配当利回り約% ・・・etc(2009/12/22現在)


これらの配当金を多く出す企業の特徴は、他社に比べると資金的余裕のある企業が多いです。配当を出す資金が手元になかったら出せないですもんね。

ただ気をつけないといけません。
配当利回りが高いからといって、安易に飛びつくと業績悪化等で株価が下落、ひいては配当金の金額を減らしてしまうという減額という憂き目にあってしまうかもしれません。


配当利回りの高い銘柄で失敗しないコツは、

@企業のビジネス内容がわかりやすいこと
A過去の業績が黒字⇒赤字⇒黒字・・・というようにデコボコしていないこと(安定して利益を出していること!)
B購入時が※配当基準日の月でないこと

利益が安定していれば株価の動きも安定していることがほとんどなので、とくにこれといったストレスを感じることなく、配当狙いの株式投資ライフを楽しむことができます☆


※配当基準日
配当金が貰える権利を獲得できる基準日のことです。
だいたい決算日であることが多いのですが、この決算月の売買には注意してください。配当利回りの高い銘柄は徐々に値上がりしていきますからね。

そして配当基準日の翌日には配当落ちと呼ばれる現象を目にすることができます。
なんと配当の金額分だけ翌日に下落するんです、、世の中はホント合理的に動いています(^^;)






<配当利回りの高い企業の探し方>
では実際に配当利回りの高い企業を探すにはどうしたらいいのでしょうか。
四季報を地道に見て探す?
雑誌等の特集からめぼしいものに便乗する?

いやいや、そんな面倒なことをする必要はありません。

ズバリ!スクリーニング機能を利用して探しましょう(^^)/


SBI証券・楽天証券・マネックス証券、どこもスクリーニング機能がついています。
無料ですし、それを利用しちゃいましょう!

  
  (イメージだけでも掴んでください・・・小さすぎてスイマセン!!)

参照:スクリーニング機能ガイド





<オマケ:配当金の再投資>
投資金額が少ないうちは配当金も僅かですので、臨時的なお小遣いとしてパ~~っと使っちゃうのもひとつの手ですね。有意義に使うのが一番です☆

だけど、ここでひとつ提案!

投資金額が増えてきて、受け取る配当金が10万円を超えてきた段階から、その配当金をパ~~っと使うのではなく、再投資に向けてみませんか。

10万円もあれば割安かつ高配当な銘柄を一単位ぐらいは購入することができるはずです。受け取った配当金を再投資に回しておけば、来年の配当金は今年よりも多くなります。


配当→再投資→配当→再投資→・・・・


こんな感じでお金をコツコツと膨らましていくんです(^^)/

配当金を再投資して配当金の増加を狙う、、、これは、
企業が稼いだ利益を原資にして事業を拡大するのと同じです。

資本主義の時代ですし、お金に少しでも働いてもらいましょう!



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