株価の動きを見て選ぶ、この言葉を見て、
「チャート分析かな?」って思った人、正解!!
株式投資の方法のひとつに、株価の動きをヒントにした投資方法があります。
株価の動きをグラフにするとある法則性が見えてくるんですよね。
たとえばまず波打ちながら動いているだとか、こうなったら上昇していくだとか、こうなたら大きく下がっていくだとか。
そういった株価の動きの法則を分析することを、テクニカル分析orチャート分析って言うんですが、ここではザックリとそいつを理解していっちゃいましょう。
ちょっと↓の図を見てみてください(^^)/
例:東証一部上場企業 ポイント(2685) Yahooファイナンスより抜粋
このグラフは株価チャートといって、毎日の株価の推移をローソク足で表したものです。白色の棒と青色の棒がズラズラ〜っと並んでますよね。それがローソク足と呼ばれるものです☆
<ローソク足>
ローソク足って何(**)?
ローソク足っていうのは、株価の一日の動きを図で表現してくれている優れもので、大きく分けて2種類あるんです。
⇒ローソク足が陽線の場合
始値よりも終値の方が株価が高い場合に陽線となります。
株式市場が開いて最初についた値段よりも市場が終わるころについた値段の方が大きい場合のローソク足なので、株主はホクホク顔(*^^*)です。
⇒ローソク足が陰線の場合
始値よりも終値の方が株価が低い場合に陰線となります。
株式市場が開いてから一日株価が下がり続けてそのまま市場が終わってしまった場合のローソク足なので、株主はげんなりとした気持になります(>_<)
こういったローソク足の集まりから株価チャートが形成されるわけなんですが、続いて株価チャートの動きの法則性を見ていきましょう。
<チャート分析>
ローソク足で形成される株価チャートはある法則にのっとって動くときがあります。その一般的な法則にはどんなものがあるのか見ていきましょう。
@上昇トレンド
このような右肩上がりを描いている状態を上昇トレンドといいます。
大きく上がって突き抜けるかと思えば反発ラインで下落し、そのまま下がるかと思えば反発ラインで上昇に転じる。こんな風に上昇トレンド中は反発ラインを軸に波打ちながらじわりじわりと上昇していくんです。(反発ライン:高値・安値の接線)
(チェック!)
・上側の反発ラインを上回って上昇すると大きく株価が急上昇する場合があります。
・下側の反発ラインを下回って下落すると上昇トレンド終了で下落していく場合があります。
A下降トレンド
今度は逆に徐々に下がってきてるという、、、なんともテンションの下がる状態を下降トレンドといいます。グラフ見るとわかるんですがたま〜〜に反発したりします。
でもたまになので初心者はこういうグラフを描いている銘柄は手を出さないに限ります☆
(チェック!)
・下側の反発ラインを突き抜けて下落すると、急降下していく場合があります。
・上側の反発ラインを突き抜けて上昇すると、上昇トレンドに転じる場合があります。
Bボックストレンド
株価の動きが横ばいする状態をボックストレンドといいます。
おもに反発ラインを軸に株価がいったりきたりする状態ですね、売りと買いが釣り合ってる状態、まさに均衡状態と言えます。
(チェック!)
・上側の反発ライン突き抜けると上昇トレンドへ転じる場合があります。
・下側の反発ラインを突き抜けると下降トレンドへ転じる場合があります。
C三角持ち合い
三角持ち合い状態というのは、まだ上昇トレンドには入ってないんだけど、そろそろ上昇トレンドに入っていこうかという状態です。
(チェック!)
・会社の業績が伸び始めているといった裏付けが四季報や会社のHPで見られるのならば大きく上昇していく場合が多いです。(ファンダメンタル分析と組み合わせて使うとかなりおススメです!!)
どうでしたでしょうか。
上記4つのチャートパターンを理解すると、「上昇トレンドは買いかな」とか「下降トレンドは手をだしちゃいけないなぁ」とか「三角持ち合いだからそろそろ上抜けるぞ!買いだ!」とか判断できるようになりますが、紹介した4つのチャートパターンはあくまで一般的な法則を紹介しただけにすぎません。
ですから、すべてがすべて上記4つのように動いてくれるとは限らないんです。
たとえば、
上昇トレンド中に下側の反発ラインを突き抜けて下落した場合、「お、上昇トレンドから外れたから、もう上がらないなぁ、、、悔しいけど損切りしておこう!」という行動に出るとします。
しかし、1週間ぐらいたつとまた上昇トレンドラインにふらっと舞い戻ってきて、再度上昇トレンドを形成して上がり続けてくってパターンもあるんです!
これはヒジョーに悔しい思いをします(>_<)悲
チャート分析はあくまで一つの目安として利用するのがおススメです。