株式投資のイ・ロ・ハ>株式投資(入門編)>株式を売買するところは?

株式を売買するところは?


 「お金を出して株式の権利を得たけれど、換金したくなってしまった・・」
そんなときは証券取引所で株式を誰かに売ることができます(^^)/


日本には現在(2009年時点)、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡の5つの地域に証券取引所があります。



 一番有名なのは東京にある東京証券取引所でしょうか。一日の株式売買高のおよそ9割がこの東京証券取引所において行われる金額となってます。そのぐらい大きいんですね☆

 この東京証券取引所には東証一部、東証二部とよばれる株式市場が存在しており、企業の規模に応じて売買市場が区分されています。


 一部と二部の違いは一言であらわすと、
サッカーでいえばJ1、J2のことで、野球でいえば1軍、2軍のことですね。


 例えば、東京一部にはトヨタ自動車(7203)やファーストリテイリング(9983)、ソニー(6758)といった日本を代表する大企業がひしめいています。一部に比べると、二部に上場している企業の規模は小さくなりますね。

 上場基準といって、企業が株式市場に上場を果たすにはある一定の基準をクリアしないといけません。(この上場基準が一部は厳しく、二部は若干緩いです。)



 東証一部に上場を果たすには会社の規模を大きくして事業を基盤にのせる必要があります。しかし、起業したばかりの小さな企業が資金調達したいと思っても、東証一部や二部の上場基準は厳しくて上場することが出来ません。

 そこで『起業しても間もない企業』『規模の小さい企業』でも資金調達が可能な市場として、ジャスダックや東証マザーズ、ヘラクレスといった新興市場があります☆


そうそう!説明が遅れましたが、上場っていうのは、
証券取引所において売買可能な銘柄となる!ってことで、証券取引所っていうお店に商品として並べられてるってことを意味する言葉です。
ちなみに上場されてないと株式の売買はできないですよ(^^)/


参考:日本の主な証券取引所と市場一覧
 東京証券取引所
(東証)
 一部  日本No.1の証券市場。トヨタやソニーといった日本を代表する企業を売買できます。
 二部  東証一部を目指す企業が集まる予備軍的な市場です。
 マザーズ  新興市場、大証ヘラクレスに対抗する形で登場した。
 ジャスダック証券取引所  JQ  中堅企業からベンチャー企業までもりだくさんな市場。(掘り出し銘柄が多い!?)
 大阪証券取引所
(大証)
 一部 任天堂や日本電産といった、関西に拠点を置いている大企業が上場しています。
 二部  一部を目指している中堅企業が上場しています。
 ヘラクレス  実はソフトバンクの社長が作った新興市場です(^^)/
 名古屋証券取引所
(名証)
 一部  東海地方の企業が上場。
 二部   東海地方の企業の上場。
 セントレックス  ベンチャー企業向けの市場。
 札幌証券取引所
(札証)
   北海道の企業が上場。
 アンビシャス  ベンチャー企業向けの市場。
 福岡証券取引所
(福証)
   九州の企業が上場。
 Q-Board   ベンチャー企業向けの市場。




Copyright (C) 2009 株式投資のイ・ロ・ハ All rights reserved