株っていったい何だと思います?
「保有してたら配当金・優待がもらえるもの」
「株主総会に参加できるもの」
「お金に交換できるもの」
どれも正解です。
保有していれば年に1〜数回配当金や優待がもらますし、基本的には年に1回ある株主総会にも参加することができます。
そういった権利をすててもいいのなら、
株式市場を通して他人に売ってお金に換えることもできます。
そもそもなぜこんなに特典がついてるんでしょうか。
それになぜ他人に売ることができてお金に換えることができるんでしょうか。
株が生まれたそもそもの理由から考えていきましょう♪
話をわかりやすくするために物語形式でまとめてみました。
例えば、管理人が起業してビジネスを起こしたいと考えたとしましょう。
ビジネスをしていくには会社を作らないといけませんし、その会社をつくるための資金が必要です。ちなみに管理人は起業するだけのお金を持っていません。
管理人が持っているのは起業すれば、きっと儲かるだろうと思われるビジネスのアイデアだけ!
管理人はまず銀行に行って、お金を借りてみようと考えました。
しかし、管理人が持っているのはビジネスのアイデアのみです。
土地や家とかの不動産担保もないのに銀行が貸してくれるわけありません(>_<)
管理人は別の方法を考えました。
「そうだ、知り合いにお金を借りよう!」
さっそく知り合いのところにお金の無心に行くわけですが、
『少しぐらいなら貸してもいいけれど、そんな大金はちょっと・・・。』
とほとんどの方に断られてしまいました。
「う〜ん、どうしよう。。。」
途方にくれる管理人があるときハッと思いつきます。
「知り合いに大金を無心するのはやめて、知り合いに限らずにいろんな人から、ちょっとずつお金を出してもらうようにすればいいじゃないか。そうすればお金を出してくれる人の負担も少ないし、お金を出してくれやすくなる☆」
「出してもらったお金は返さなくていいシステムにしよう。そのかわりビジネスが成功したら、儲かった分だけお金を配ってあげればいいんだ☆」
「うんうん、そしてもし自分がビジネスに失敗したら、誰かもっと他の優秀な人が経営できるようにしよう。そうすればみんなお金を出しやすくなる。そうだなぁ、、、年に一回は僕の経営っぷりをみんなに評価してもらうために会合を開こう!」
「僕はお金を出してもらうかわりにみんなに紙を配ろう!この紙には儲かった分だけお金をもらう権利と会合に参加する権利がついていることにしよう。この紙の名前はそうだなぁ・・・・株式と言うことにするか!」
長々と書きなぐってしまいましたが(^^;)
これが株の始まりです。
こうして株式には以下の様々な権利が付けられたんですね。
・配当金をもらう権利
・株主総会に参加する権利
・会社が解散したら残りの財産をみんなで分け合う権利
・株式を譲渡できる権利
『株式は会社の一部である!』
株式投資をしている人の中にはこんな風に考えている人もいます。
それは上で羅列したような権利があるんです。
間接的ではありますが経営権もありますからね。
(会社は株主のものって言われる由来。)
株主に与えられた権利の中で、
『株式を譲渡できる権利』ってのがあります。
「えっ??それも権利なの?」
もちろん!これも権利ですよ(^^)/
(会社法で認められている権利です。会社法:127条)
中には、譲渡禁止の株式も存在しますからね。
これがあるために、株式をお金に換えることができるんです。
それでは次のページではこの株式を譲渡できるところについて説明していきましょう♪